
| Topic 第6話 トレインシミュレーションゲーム徹底分析 (99/12/25) トレインシミュレーションゲームが世に出てから4年余、今やいろんな会社から個性を活かした作品が発売されています。今回は、主な会社の作品の特徴や技術を徹底分析してみたいと思います。 ・音楽館 ・JR西日本コミュニケーションズ ・阪急電鉄 ・小学館プロダクション ・タイトー 上に挙げた他にも多くの作品があるようですが、やはり最も優れているのは音楽館でしょう。上述した通り走行音の再現は抜群で、速度に応じて階段状に変化する他社作品とは全くレベルが違います。これは音楽館の場合音の再現にDirectX(Direct Sound)を使用しているのに対し、JR西日本・阪急・小学館ではMacromedia Shockwaveを使用しています。よって他社作品の音質がいつまでたっても音楽館に追いつけないのは、DirectXを用いた音の再現技術がない、あるいはこれに関して音楽館がパテントなどの権利を持っていることが原因と考えられます。音楽館はDirextXの使用により、走行速度に応じて音が連続的に変化する技術やモーター音・橋を渡る音・対向列車とすれ違う音など細部にこだわった効果音の再現に成功しています。 走行映像に関しては、音楽館は西武新宿線以降でIntel Indeoビデオドライバーを使用し、画質を大きく向上させています。それに対し、JR西日本・阪急・小学館ではQuick Timeを使用しています。ただこれに関しては走行音ほどの大きな差は見受けられません。 したがって他社が音楽館に追いつくためには走行音の改善が最も必要と考えられます。「音さえ良ければ買うのに」と思っているファンも多いのではないでしょうか。JR西日本では乗客のツッコミ・女性車掌の案内などで個性を出してカバーしようとしていますが、所詮付け焼き刃にしかならず、作品を長くは楽しめません。 「できるだけ本物に近い運転を体験してみたい」というファンの声に応えられるよう、音楽館を含め各社がしのぎを削って新技術・新発想を編み出して欲しいと思います。 |
(C)1999-2006 Train Topics