
| Topic 第34話 頑張れ!トレシミュ業界 (02/01/20) 1997年頃に一世を風靡した「電車でGO!」。あれから早くも5年の歳月が流れ、トレシミュ業界も大きく様変わりしてきました。一時期ゲーム台のまわりに人だかりができた「電車でGO!」の流行も一段落し、実写版パソコンゲーム市場では音楽館以外のメーカーが新作リリースを見送り、トレシミュ業界からの事実上の撤退を余儀なくされています。 一方、昨年はマイクロソフト社が「Microsoft® Train Simulator」を発売して新規参入し話題を呼んだものの、作品の出来はイマイチで、トレシミュ業界の起爆剤とまではいかなかったようです。さらに昨年末には、阪急電鉄の「発車よし!」シリーズが生産を完了し、店頭からも姿を消す見通しとなりました。トレシミュファンの皆さんのホームページなどを拝見させていただいても、2,3年前の盛り上がりはやや影をひそめ、”トレシミュ離れ”の様相さえ見え隠れしている状況です。現在、実写系のトレインシミュレータの開発を続けているのは音楽館だけとなりました。 となると、音楽館の独占ということで有利かと思いきや、これまた苦戦を強いられているのがはっきりと見て取れます。パソコンゲーム市場の冷え込みがかなり影響している様子で、昨年には「トレしゅみ友の会」ホームページで向谷氏が、「昨今のCD-ROMを扱うお店や売り場の減少、パソコンショップの統廃合などさまざまな地合が重なり、Train Simulatorシリーズも少なからず影響を受けつつあります。」と発言しておられます。 そんな音楽館も販売方法などでいろいろな試みを導入しています。2001年5月には「京都市営地下鉄烏丸線&近鉄京都線」をリリースしましたが、店頭販売せずに通販のみの限定販売(一部例外あり)という手段を採りました。販売費用を安く抑える目的があったと思いますが、この方法では既存のTSユーザとインターネットで情報を得た一部の人しか購入できず、自らファンを絞り込んだようなものだったと思います。このような方法では新しいファンは増えないので、あまり多用すべきではないと考えます。そんな中、今度は逆に活路を見出すためにプレステ2に進出、2001年10月「The 山手線〜Train Simulator Real」を発売しました。家庭用ゲーム機市場に乗り出すことで、ユーザ層の受け皿を少しでも広げたいという意図が見えてきます。また、音楽館自身で通販のしくみを整え、年末年始も休まず受け付けるなど、奮闘ぶりも伺えます。
ところで世間全体に目を向けて見ますと、世の中は不況を極め、デフレの波が押し寄せています。特にデジタルカメラなんかは値下がりが激しく、某社の某機種は、発売当初の実勢価格が69,800円だったのが3ヵ月後には39,800円になったと言うから驚きです。39,800円で
買った人は超お買い得だったと思いますが、発売当初に69,800円で購入した人はあまりいい気分ではないでしょうね。
現在、ファンの間では音楽館の次回作に注目が集まっています。昨年10月に「The 山手線〜Train Simulator
Real」を発売して以来、新作については情報がなく、ファンをやきもきさせています。1999年11月頃にもそのような時期があり本トピック第2話「待ち遠しいTS次回作」でも取り上げたように、過度の期待から信憑性のない情報が一人歩きしてしまう心配も出てきます。一つここは、小出しでも良いから継続的に情報を出していただき、ファンに楽しみを与えて下さると幸いです。 あと、次回作以降ゲームの媒体がプレステ2版なのかパソコン用CD-ROM版またはDVD-ROM版なのかも大きなポイントです。技術的にも販売としてもプレステ2の方が有利とされていますが、個人的にはパソコンユーザを見捨てないでいただきたいと思っております。少なくともあと3年ほどは、プレステ2版とパソコン版をできれば両方とも続けて欲しいと願っております。 頑張れ!トレシミュ業界。そして、頑張れ!音楽館さん。ファンがいる限りは続けてくださいね。 |
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