Topic 第42話 高校時代の野球応援で (02/08/24)

 今夏の全国高校野球選手権大会は明徳義塾高校の優勝で幕を閉じました。私の母校の姉妹校である智辯和歌山は、大会前には優勝候補の一角にすら名前が挙がっていなかったにもかかわらず、勝負強さを発揮して決勝まで勝ち進み準優勝しました。そして、私の母校である奈良智辯学園も甲子園に出場し、3回戦まで進出しました。選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、甲子園まで応援に行かれた在校生の皆さん、先生方、保護者など関係者の方々も大変暑い中お疲れ様でした。

 ところで、ここ数年間を見てみますと、奈良智辯も智辯和歌山も夏はかなり高い確率で甲子園に出場しています。しかし、Kochanが奈良智辯学園に在籍していた1991〜1993年はと言うと、奈良智辯にとっては 低迷期とでも言いましょうか、夏は結局1回も甲子園に出場できませんでした。

 今はどうなってるか分かりませんが、私が在籍していた当時は、夏の大会の場合、奈良県大会の準決勝から全校生徒(中学・高校)での応援となりました。智辯では野球の応援も学校行事の一環となっており、行かなければ欠席と扱われてしまいます。私が高1だった1991年はまさかの県大会初戦敗退で全校応援はありませんでしたが、高2・高3だった1992年と1993年は準決勝以上まで勝ち進んだので応援に行くことに。炎天下での応援は大変なのですが、本音を言えばその日は授業がつぶれるので予習をしなくて済むと言うわけで嬉しい面もありました(智辯の夏休みはお盆前後の2週間弱しかありません)。県大会の準決勝と決勝は県営橿原球場で行われますので、生徒は主に電車で直接球場へ向かいます(ようやく電車の話が出てきましたね(笑))。

 橿原球場へ行くには、橋本駅からJR和歌山線で学校のある五条を通り越して吉野口まで乗車します。当時から鉄道に興味があった私にとって最もワクワクするのが北宇智駅でのスイッチバック(勾配のある所に駅を設ける場合の方式 の一種)。電車が途中で止まったかと思えばいきなり逆走を始めるので、初めてあの区間を利用した人はものすごくビックリしてますね。そして北宇智から吉野口までが長い長い(約7km)!まるで北海道の路線のような感覚です。吉野口からは、TSでもおなじみの近鉄吉野線で橿原神宮前駅まで乗車します。

 球場は橿原神宮前駅から程近い場所にあります。橿原球場のアルプススタンドは収容人数が少ないため、中学生全員と高校生の一部しか入れず、高2・高3は外野芝生席からの応援となります。応援団のサブリーダーの指示に従って私たちは声援を送りました。智辯独特のファンファーレと応援曲の代表格であるアフリカン・シンフォニー(通称智辯スペシャルとも言われる)が球場全体に響き渡りました。

 1992年は準決勝(桜井商戦だったかな?)をサヨナラ本塁打で勝ち、調子を上げて決勝戦に臨みましたが、宿敵とも言える天理高校に惜敗。「天理〜青年〜」という校歌が私たちにはむなしいメロディとして聞こえました。1993年には準決勝でその天理と対戦。今度は打者一巡の猛攻で天理の投手陣を打ち崩して大差で圧勝。しかし決勝戦で、近年実力をつけてきた郡山高校に敗れて甲子園出場はまたしても逃しました。

 今回は話題が電車関係から随分と離れてしまいましたが、私は野球の応援に行くとき、前述のように電車に乗ることが楽しみの一つでもあったのです。TSにJR和歌山線を希望するファンの方もいらっしゃるようですが、Kochanとしてはスイッチバックの北宇智駅を外さない区間なら賛成です。個人的には大和路線(関西本線)と組み合わせて五条〜高田〜王寺〜JR難波を希望します。

 北宇智のスイッチバックは全国的にも貴重なので、是非残して欲しいという気持ちがあるのですが、1点だけ不満があります。それはやはりスイッチバックを行うことによる時間的なロスが大きすぎると言うことです。一旦電車を停止させて逆走してまた向きを変えるわけですから、たいがいにして時間がかかります。北宇智駅がどうしてもスイッチバック方式にしないと成り立たない駅とも思えず、利便性という観点からは 残念ながら邪魔物なのかも知れませんね。

トップページへ戻る

(C)1999-2006 Train Topics


[PR]話題の新車を無料プレゼント中:必ず当る抽選会!今すぐ応募で簡単GET