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Topic 第62話 もう一つの「開かずの踏切」バトル(04/02/28) テレビでは最近、無駄知識ともいえる雑学を取り上げた番組や、法律相談に関する番組が流行っているように思います。その中から、電車関係のもので面白かったものを紹介したいと思います。 「この電車はただいま車両整備点検を行っております。発車時刻ではございますが、あとしばらくお待ち下さい」のような放送を聞いたことがあるでしょうか。この点検で2〜3分程度の遅れが発生することがありますが、本当に点検しているのか調べると、なんと意外なことが分かったそうです。再現VTRでは、”車両整備点検”が始まるや否や、運転士が電車を降りて全力で走り始めました。故障したと思われる車両へ飛んでいったのかと思いきや、運転士が向かった先は…なんとトイレ(笑)。なーるほど、「運転士がトイレに行っていますのでしばらくお待ち下さい」とは恥ずかしくて言えないよねぇ。全てのケースで当てはまるとは言えませんが、車両整備点検と聞いたときには運転士か車掌さんがトイレに行っている 言い訳の可能性があると言うことです。 テレビを見ながら爆笑していると、次の内容は、「車掌さんってどうして皆さん鼻声なんですか?」という質問が…。そう言えば、案内放送の上手な車掌さんって鼻声の人が多いような気もします。実は、地声が鼻声と言うわけではなく、車内で聞き取りやすいように、あえて鼻声に近い声でアナウンスしているそうです。普通の声だと、走行音や乗客の会話に紛れて聞き取りにくいんですね。鉄ちゃんとしては興味深い話です。 さて前回、開かずの踏切のトピックを書いていた頃、「行列のできる法律相談所」という番組で”開かずの踏切ワケ有り物件”というネタがあったので視聴してみました。 内容を要約すると、次のようなストーリー。OLの寺田智子(仮名)は朝の通勤で少しでもゆっくりするため、駅まで近いマンションを借りることにした。駅まで徒歩3分と言う謳い文句が本当であるか、不動産屋と一緒に歩いて下見をし、実際に3分であることを確認したので、納得した上で契約した。 ところが、これがとんでもないワケ有り物件だったのだ! 「朝ゆっくりできるって、やっぱりいいわね」と嬉しそうだった智子、ところが、踏切の前で立ち往生、何本もの電車が往来するのを見て「この踏切っていつ開くのよ!?」、苛立ちを募らせる。踏切待ち3分を経過した頃、智子は隣で待っているおばあさんに訊いた、「この踏切っていつもこうなんですか?」。おばあさん「この時間は10分は開かないねぇ」。なんとこの踏切は開かずの踏切だったのだ! 結局智子は開かずの踏切のせいで会社に遅刻。昼休み、不動産屋に抗議の電話をした。しかし不動産屋は「距離的には徒歩3分なんです」と不動産の公正競争規約に基づくものであることを強調し、取り合わなかった。実際に智子は下見の際に徒歩3分であることを確認しているが、それは休日の昼間の話。平日の朝だとひどい目に遭うことは不動産屋なら伝えるべきと主張する智子は損害賠償を請求することになった。
ここでポイントを整理すると、 ちょっと話がそれますが、このVTRをロケした場所はどこなんだろうというのが結構興味があります(笑)。下見で駅に着いた時の映像の後ろ側に「品川方面」と書かれた看板があるので、京急か?と思ったのですが、開かずの踏切で行き交う電車はどうも東急の車両に似ているし…。東急だとしたらたぶん東横線だろうなと思います。 すみません、話を戻します。このトラブルで、損害賠償を取れるかどうかは、不動産屋のモラルをどこまで求めるべきかと言うことにかかってきます。スタジオの4人の弁護士の判断は真っ二つに割れ、住田・橋下弁護士は「取れない」としたのに対し、北村・丸山弁護士は「損害賠償を取れる」としました。 上記ポイントの3.が微妙にきいており、智子がきちんと平日の朝でも大丈夫ですか?と確認すべきだったと言うのが住田・橋下弁護士の意見です。一方、北村・丸山の両弁護士は「不動産業に要求する法的モラルが低い」と猛反論。「智子は徒歩3分であることを念を押しているわけだから、通勤時間を気にしているのは当たり前。開かずの踏切はどこにでもあるものではなく、この地域の特殊な事情なので重要な事実として告知する義務がある」と北村弁護士。結果、後者の論理がやや優勢とみて、番組としては、「損害賠償をもらえる確率60%」と結論づけました。とは言え、地域の特殊な事情は自分で確認するのが無難でしょうと言うアドバイスもありました。 JR中央線の開かずの踏切は確かに有名ですが、今回のロケで使われたかもしれない東急東横線にも、開かずの踏切があるのかなあと気になりました。状況をご存知の方はお教え下さい。 |
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